11  カルカ クスコの夜 サクサイワマン


ウルバンバ川沿いの町、カルカに出掛けた。クスコでナオツア−にいらしてたキムラ先生に教えてもらった。最近カルカの町で近郊の小さな村の人達が集まって、織物市が開かれているそうだ。クスコからまずバスで、ピサックに向かう。ピサックを少し見学した後、またバスでカルカまで行った。小雨交じりだったが、町に着いて歩き回る。小さな小さなマンドリン工房があって、面白そうなので覗いてたら、そこの親父さんが少し演奏してくれた。渋い!、広場に行くと店が大分出ていた。日用品の店が多いが、カセットテ−プ屋さんがあって、めったに見る事の無い、地元のミュ−ジシャンのテ−プが沢山あった。ジャケットが派手で、楽しい。10本くらい買った。レストランではそんなミュ−ジシャンの演奏のビデオが流れていた。

織物市が見つからないので、人に聞くがなかなか分からない、オート三輪の運ちゃんに聞いてやっと分かって連れて行ってもらう。街道沿いの町はずれにあったそれは吹き抜けの掘っ立て小屋がいく棟もあるものだった。

   

中はいくつかのブースに分かれていて、主にカルカから北にむかうラレスの谷沿いの村々の人達の織物が展示販売されていた。NPOか何かのグループの人達が応援してらしく、アメリカ人の女の人が、通訳してくれたり、値段の交渉まで手伝ってくれた。  
パウカルタンボ、オトカニ、キスワラニ、パロバンパ、アクチャワタ、チョケカンチャ、他
の村々の人達のブースでお買い物をさせてもらった。
 疲れたので、市の向かいのレストランで食事をした。

クスコの町に戻り夜、セントロ・コスコに出掛けた。大きな劇場で毎晩、クスコやその近郊の村のフォルクローレの音楽や踊りが見られる。夜7時開演なので、10分前に着く。誰もいない。
五分後、チケット売り場が開く、ロビーで待てと言われた。ペルー人の観光客も二人来た。
7時になるとおじさんやおばさんが(お掃除のおばあさんかとも思えた)ぞくぞくと、外から劇場の中に入っていく。4人しかお客さんがいないから、今晩は中止かな、と不安になりかけた、15分後、客席に入れてくれた。2・300人は入れそう、のところまだ6人、寒い。また15分位して、西洋人のグループが2.30人入ってきてようやく始まってくれた。ありがたい。
  
ステージの下に15人程の生演奏楽団、次々と現れる、各地の民族衣装を着た踊り、
衣装はきれいだし、踊りもまずまず。生の演奏がともかく良かった。ステージの人達よりお客さんのほうが少なかったのが、申し訳ない感じ。ただ、待ってる間に次々と入ってきたおじさん達が演奏家だったのはともかく、あのおばさんや、おばあさんが踊り子さんだったのには、たまげた。写真を大きくして、見てください。一人、入場料が15ソル(570円)はとてもお徳でした。
夜もさほど遅い時間ではないので、クスコのペーニャにも出掛けてみた。レゴシホ広場に面した「エル・ツルコ」を教えてもらっていた。以前何度か出掛けたアルマス広場のペーニャは皆なくなってしまったそうだ。最近はデイスコがばかりになって、観光客もそっちのほうにいってしまうそうだ。「エル・ツルコ」はちょっと高級なレストラン。ペーニャだった。

二人で軽く食事して62ソル(2350円)だった。二つグル−プが出て、踊りのグル−プが出て、演奏していた。非常にポピュラ−で、まずまず。

サクサイワマンに夕方タクシ−出掛けた。クスコの町のはずれの高台にある。7月に行われる「インティ、ライミ」というお祭りで有名な場所で、巨石の砦の遺跡だ。二人で遺跡の中を歩き回り、帰りはクスコの町まで歩いて帰ったのだが、帰り道はチョと怖い。
 
クスコの町中を歩いていたら、チャランギスタの佐野さん夫妻に声を掛けられびっくり。佐野さんは以前「サリ−リ」でも演奏してくれた日本でもトップチャランゴ演奏家だ。彼も使っているフスト・バカさんのチャランゴ工房の場所を聞くと、わざわざ連れて行ってくれた。彼のギタ−型チャランゴが欲しかったのだが、あいにく在庫がなかったのであきらめる。彼の息子さん共々親切に応対してもらった。なかなか凄い所に住居はあった。

クスコの有名な古い石垣の残るところを歩いた。






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